現地のこどもたちのことや津波のおそろしさを知らないぼくらに「絶望は過ぎ去った」というタイトルの本を杉本さんが送ってくださいました。

この本は、子供たちの手記を編集したもの。
津波が発生した当時の様子やできごとが詳細に書かれており、津波のおそろしさを感じずにはいられません。
手記のなかでは「海の水があがってくる」という言葉が何度もでてきます。
そして「この世の終わり」と。
子供達が体験したことは、それぞれ違うのですが、この2つの言葉はどの手記のなかでもでてきます。
考えてみたら、「海の水があがってくる」と言われても全く想像できません。でも、その声が聞こえてきた数秒後には、「この世の終わり」と。
本当におそろしいできごとだったと思います。
大きな津波が起きる時は、必ずというわけではないですが、海の水が引いてなくなるそうです。そして浜には魚が砂の上でピチピチと跳ねているため、子供達は喜んで取りにいったようです。その間に大きな波がやってきて亡くなる子がとても多かったようです。
日本でもいつ大きな津波が起るかわかりません。
このプロジェクトを通して、津波のこと震災のことを勉強できたらと思います。
またタイトルにもあるように現地の子供達は、未来に向かってがんばろうとしていることも手記の中から伝わってきます。
12月にミライノハナを一緒に咲かせたい。