シネ・リーブル神戸で上映されている「その街のこども」初日上映に参加!
ついに劇場で公開。これまでの長い道のりを経てやっとこの日を迎えた。
NHKで公開されたドラマがこうして劇場で公開されるのは異例で、ほんとにすごいと思う。
劇場版をしっかり見たのは、はじめてで未公開シーンや再編集などドラマ版とは、また違う印象を受けた。
映画には、被災された方や神戸の人々が実際に出演されていて、演出やカメラワーク、脚本、音楽など、細部において工夫されており、何回見ても感動する。
映画の物語は、よく知っている。それなのに、感情が抑えきれず胸に込み上げてきた。
自分自身、震災について考えることが多く、これまでにたくさんの体験談を聞いてきた。
震災の経験は、人それぞれに違い、映画をみているとシンサイミライノハナプロジェクトで出会った人々の顔や言葉が次から次へと浮かんできて、いろんな想いが巡り涙がとまらなかった。
上映後には、プロデューサーの京田光広さん、監督の井上剛さん、渡辺あやさんが舞台挨拶。
被災された方々と非被災者のスタッフ。その溝を見つめつくられた作品という言葉に共感した。
シンサイミライノハナは、その溝のうえに咲いている花。
僕も震災を知らない世代。それでもシンサイミライノハナプロジェクトを通して震災とその未来を考えている。
大切に育てていきたいと改めて思った一日。
あぁ〜とにかくすごい映画。
その街のこども、ぜひ見てみてください!